データインポート
Q. 点群がインポートできない
点群インポートには1ショットあたり10~20分程度時間を要することがあります。
※コンピューターのスペックや読み込む点数によってはそれ以上時間がかかることもあります。
エラーが表示されていない場合は、しばらくお待ちいただければ正常に読み込めることがございます。
なお、処理中にInfiPoints画面を操作しようとすると画面が白くなることがありますが、処理が停止しているわけではありません。
Q. 複数ファイルを同時にインポートしたい
複数ファイルをインポートするには以下のいずれかの操作を行ってください。
- [データインポート] タブ > [点群] を選択する
- [Shift] キーや [Ctrl] キーを押しながらファイルを複数選択する
- ドラッグでファイルを複数選択する
- ファイルをドラッグ&ドロップする
詳細は 点群インポートに関する動画 をご参照ください。
Q. インポートにかかる時間を短縮したい
以下を行うことで処理時間を短縮できる可能性があります。
スレッド数を増やす
コンピューターの物理コア数を上限としてスレッド数を設定してください。
スレッド数の設定は [アプリケーションボタン] > [システム設定] > [その他] > “使用スレッド数” で変更することができます。
※ 1スレッドあたり 8GBのメモリ確保を推奨しています。
メモリを増設する
InfiPoints をインストールするコンピューターには16GB以上のメモリを搭載することを推奨しています。
ストレージにSSDを使用する
データ管理領域および作業領域をSSD上のドライブに設定してください。
特に点群インポート時はプロジェクトデータを更新するため、「データ管理領域」をSSD上のドライブに設定することで処理時間が速くなります。
Q. FARO社のスキャナで撮影したデータ(生データ)を読み込みたい
以下の手順で点群データをインポートできます。
- リボンメニューの [データインポート] タブから [点群] ボタンを押下します。
- 表示されたインポートダイアログで [ファイルの種類] を FLS にします。
- [フォルダ選択] にチェックを入れます。
- 点群データ(「.fls」の名前で終わるフォルダー)を選択します。
- [開く] ボタンを押下します。
また、点群データをエクスプローラ上からInfiPointsの画面にドラッグ&ドロップすることでもインポートできます。
Q. flsファイルをインポートするとエラーになる
以下の要因が考えられます。
ディスクの空き容量が不足している
システム設定で [作業領域] および [データ管理] に指定しているドライブに空き容量が十分に確保されているかご確認ください。
[アプリケーションボタン] > [システム設定] > [パス]
flsファイルの10倍程度の空き容量が必要な場合があります。
flsのバージョンが新しい
InfiPointsが最新版でない場合、バージョンアップすることでインポートできる場合があります。
Q. LASファイルをインポートするとエラーになる
LASファイルのバージョンが InfiPoints の対応バージョンより新しいとインポートする事ができません。
Q. 保存したifprojファイルを開くと「以下の点群パートは、対応するpocファイルが破損しているか、他のアプリケーションで開かれているため読み込めませんでした。」と表示され点群が表示されない
ifprojファイルと「PointCloud」フォルダーが別々の場所に保存されていないかご確認ください。
InfiPointsのデータはプロジェクトフォルダー単位で構成されています。
InfiPointsのデータを移動、またはコピーする際にはプロジェクトフォルダー単位で行ってください。
Q. ハンディースキャナー(Freestyle)のデータを直接InfiPointsにインポートすることは可能か
計測直後のデータをそのままInfiPointsに読み込むことはできませんが、FARO社のソフトウェア(Scene)で保存した .fls ファイルをインポートすることができます。
Q. インポート可能な点群ファイルの種類を教えてください
次の形式の点群ファイルに対応しています。(February 2024 Update時点)
txt/asc/xyz/e57/fls/fws/lsproj/zfs/zfprj/ptx/pts/las/laz/dp/rcp/rcs
[ヘルプ] タブ > [入出力ファイル一覧] から確認できます。
その他の形式の点群ファイルはインポートできませんので、スキャナーもしくは関連ソフトウェアにて上記形式のファイルをご用意ください。
Q. DWGファイルをインポートするとエラーになる
DWGファイルのバージョンがInfiPointsの対応バージョンより新しいとインポートすることができません。
DWG作成ソフトウェア側で、適宜バージョンを指定してファイルを保存してください。
Q. BLK360を用いて取得した点群に対する自動位置合わせ、全体フィット、平面・円柱抽出が正常に動作しない
現在(2023/02/14時点)、Leica BLK360で計測した点群の格子情報が不正になることがある事象を確認しております。
格子情報が不正な場合、自動位置合わせ・全体フィット・平面・円柱抽出などの処理を適切に行うことができません。
InfiPointsにて格子情報を適切に再構築する機能を準備しましたので、Leica社による修正が実施されるまでの間はこの機能をお使いください。
再構築の機能は非公開機能となっていますので、ご希望の際は弊社サポート窓口までお問い合わせください。
InfiPointsサポート: infipoints@elysium.co.jp